ゲーム

【ネタバレなし】今更ながら「零~zero~」

商品名 零~zero~
ジャンル ホラーアクションアドベンチャー
ハード PS2
発売日 2001年12月13日
発売元 テクモ
開発元 テクモ
このゲームを一言で表すなら ホラーカメラアクション

零とは

廃墟となった日本家屋に向かったのち行方不明になった兄を追って、屋敷に訪れた少女。その屋敷の謎を解くため、母の形見であるカメラを使い霊と戦うことになる。
零シリーズの特徴は戦闘においてカメラを使うことである。ギリギリまで引き寄せる、シャッターチャンスを捉える、中央で写すなどが成功すればより大きなダメージが入るという仕様になっている。
謎解きアクションホラーが掛け合わさった零シリーズの第一弾。

ストーリー

主な登場人物

・雛咲深紅
主人公。霊感が強く、同じく霊感を持つ兄が唯一の理解者だった。その兄がある廃墟に向かったのち行方不明となったため、残されたメモを手掛かりに氷室邸へと訪れることになった。

 

 

・雛咲真冬
深紅の兄であり、唯一の理解者。幼いころに両親を亡くしており、深紅にとってはたった一人の家族でもある。行方不明になった恩人である高峰を追って、氷室邸を訪れた。深紅と同じく、母から受け継いだ霊能力があり、射影機によって霊を封印することができる。

 

 

・高峰準星
雛咲真冬の公私にわたる恩人である。ミステリー作家であり、ベストセラー作家だったが、スランプに悩まされていた。氷室邸で行われていたという古い儀式に興味を持ち、取材に訪れたが、連絡を絶ち、行方不明となった。

 

 

・平坂巴
高峰の助手であり、高峰、緒方とともに氷室邸の取材中に行方不明となった。霊感が強く、取材中に悪い予感を感じ取っていた。

 

 

 

・緒方浩二
高峰の担当編集者。自らが執筆するホラー雑誌の取材も兼ねており、高峰と同行したものの行方不明となった。

 

 

 

あらすじ

雛咲深紅の兄である雛咲真冬は、廃墟となった氷室邸に向かい、行方不明になってしまったという恩人の高峰準星と、彼の助手である平坂巴、編集者の緒方浩二を探すという目的で彼もまた氷室邸に訪れることとなった。
氷室邸の中で高峰のメモなどを発見した真冬は捜索を続行するも、霊に襲われてしまう。また、真冬は母の形見であったカメラが霊を封印することが出来るカメラだと知り、霊に対抗することが出来たものの、霊を封じ込めることはできず、行方不明となった。
唯一の理解者である真冬が行方不明となったことを知った深紅は、兄が残したメモを手掛かりにし、氷室邸へと訪れることとなる…。

ゲーム性

探索

氷室邸という廃墟を探索するのだが、広さはバイオハザード1のステージと同じぐらい。操作感も主人公がかくかく動かないため、遊びやすくなったバイオハザード1といった感じ。薄暗いので若干操作しづらい。(これがホラーの醍醐味なんだけど…)しかし、アイテムは輝いて表示されるため、非常に見やすい。

謎解き

このような謎解きパートはあまり多くはないが登場する。集めたメモや日記などのアイテムを駆使し、謎を解く。後半はまあまあ難解だった印象。謎解きの種類も様々であり、単調にならず飽きなかった。
カメラを使って封印を解き、扉があけられるようになるという仕掛けもあり、謎解きにカメラを使う点は零らしさが出ており良かった。

戦闘

システム

戦闘ではカメラを使用する。この斬新さが零を面白くしていると思う。また、零の戦闘システムは以下の点で恐怖を引き立たせるような仕様になっている。

  • 戦闘にはカメラを使用するため、主観視点になることで臨場感が増す。
  • フィルムの数は限られており、あまり無駄打ちできない。
  • 幽霊をギリギリまで引き付けることで大きなダメージが入るという仕様

霊を倒すことでポイントを獲得でき、そのポイントはチャージする速度を上げるなどのカメラの性能を上げるために使うことができる。

回復は大事に

ホラーゲームは焦って回復アイテムを使いがち。しかし、回復アイテムはあまり多くないため、使い過ぎには注意したほうが良い。
今作の回復アイテムであるHPが半分回復する万葉丸と全回復する御神水だが、これらのアイテムは後半までとっておいたほうが吉

自分は配分を全然考えていなかったため、後半で積みかけました。特に後半になると敵が強くなる。一発のダメージが大きい、移動する速度が速い、飛ばしてくる球が追尾してくるなどの霊が出現するため回復アイテムは取っておくべき。
この陰陽師風の敵には幾度と苦戦させられました。カメラでいっぱい撮ってごめんね、まじで。

思うこと

ホラーゲームはプレイ時間が長すぎるとしんどいから、今回プレイした「零~zero~」がそこまで長くなかったので安心したというのが本音。ホラーアクションというジャンルでそのアクションはカメラを使って行うというのは斬新だし、ストーリーもよくできていたので非常に満足した。機会があれば、零シリーズをコンプリートしたいと思った。

たるおも
たるおも
何を今更。

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