このゲームについて
2DマリオではスーパーマリオブラザーズU以来の新作。Uが2012年に発売されたので11年ぶりの新作ということになる。SwitchではスーパーマリオブラザーズUデラックスが2019年に発売されたが、内容はあまりかわらないのでノーカウント。(DXとか多いよね、最近)
今作は「ワンダーフラワー」というアイテムに触れることで、コースや操作するキャラクターの特徴が変化し、ダイナミックな2Dマリオを楽しむことができる。敵は相変わらずクッパだが、キャラクターはマリオやルイージ、キノピオに加え、ピーチ、デイジー、キノピコ、ヨッシー、トッテンなど12種類のキャラクターを操作できる。正直マリオとかオープニングとエンディングでしか見てない・・・。
感想
おもろい。予想以上におもろかった。自分はNewスーパーマリオブラザーズWiiが2Dマリオの集大成だと思っていたし、後に3DSで出たNewスーパーマリオブラザーズ2をプレイして、パターン化してしまったこの2Dマリオで傑作と呼ばれる作品が作られることは不可能だと悟った。でも今作は今までにないマリオだったし、飽きない工夫がされていたと思う。
今回は「スーパーマリオブラザーズ・ワンダー」についてどのような点が優れていたかなどを述べていく。
いつものマリオじゃない!
斬新なアイテム!
ゾウマリオ
上の写真はパワーアップアイテムによってゾウマリオに変身したもの。鼻で敵を倒すのが意外と楽しい。あと水を使うギミックも多く、今作の代表的なパワーアップアイテムと言っても過言ではない。
アワマリオ
あわで敵を閉じ込める。強いし、無慈悲。あわを踏んで、より高く飛ぶこともできる。無慈悲・・・
ドリルマリオ
地面や天井にもぐることができる。トゲゾーとかの固い敵も倒すことができる。個人的にはあまり使わなかった印象。
プレイヤーを絞らない工夫
- バッジシステム
ゲームが苦手な人をアシストするバッジが存在し、落下しても一度だけ復帰できるものや帽子がパラシュートになるものなど。下の写真は重要なアイテムの場所が近づいたら反応するダウジングバッジ。
反対に、縛りプレイに活用できるバッジも存在する。下は自分の姿が見えなくなる透明バッジを使用した時の画面。
- 多くのキャラクター
今作は12種類のキャラクターから選ぶことができる。中には敵にあたってもダメージにならないトッテンやヨッシーが存在し、ヨッシーはほかのキャラクターより高くジャンプすることができる。ヨッシー愛好家の自分としては簡単になってしまうのが嫌で使えなった。悲しいね。
オンラインプレイ
いやー、新しいマリオって感じ。オンラインでは半透明の全く知らないプレイヤーと同じコースをプレイできる。プレイヤー同士触れたりはできないが、隠しゴールの位置を教えてくれる心優しいプレイヤーもいた。スタンプでコミュニケーションを取れるのもいい。基本的に煽ってくるような人はいなかった。恐るべしマリオ界隈。個人的にはフレンドとやるときだけはキャラクターを投げ飛ばしたりできるようにしてほしい。NewスーパーマリオブラザーズWiiでやられた仕返しをしたいんです。個人的には公式カップルでクリアした時の盛り上がっている感じが好きでした。
まとめ
おすすめ。マリオに飽きた人もまたハマると思う。今作は単調にステージが進んでいくわけではなく、それぞれ特徴的なステージが続くので毎回新鮮だった。また、初心者の人もクリアしやすい工夫がなされていたり、オンラインが導入されたりと今作で新しい2Dマリオの形が示された気がする。