ゲーム

【ネタバレなし】Fate/Samurai Remnant、疾くプレイしてほしい

©TYPE-MOON/コーエーテクモゲームス All rights reserved. 制作協力 アニプレックス

商品名 Fate/Samurai Remnant
ジャンル アクションRPG
ハード PS5/PS4/Switch/Steam
販売日 2023年9月28日
発売元 コーエーテクモゲームス
開発元 コーエーテクモゲームス
メタスコア 81
ユーザースコア 8.9
このゲームを一言で表すなら 江戸版Fate無双

Fate/Samurai Remnantとは

「Fate/Samurai Remnant」は「Fate」シリーズの最新作だが、今作はシリーズに触れたことのない人でも理解できる内容になっている。しかし、Fateを知らなければ楽しめないノリ(?)みたいなのもあるので、100%楽しみたい人はアニメ版「Fate/stay night」を見てほしい。布教)

このゲームを一言で表すなら江戸時代のFate無双。コーエーテクモならではの無双要素が強く、中ボス・ボス戦以外は大勢の雑魚敵を相手にする。
操作するキャラクターは基本主人公である「宮本伊織」だが、最終的には戦闘の際に多くのサーヴァント(キャラクター)を操作できるようになる。しかし、戦闘だけでなく戦略探索パートの比重が大きいこともこのゲームの魅力である。

ストーリー

あらすじ

物語の舞台は慶安四年の江戸。主人公は宮本伊織という青年で大剣豪・宮本武蔵の養子にして弟子である。そんな青年が突然万物の願望機である”盈月”(えいげつ)をめぐる戦い、”盈月の儀”に巻き込まれる。
儀の担い手となる七人の願いし者”マスター”が七騎の英霊”サーヴァント”を召喚し、七人七騎による殺し合いが幕を開ける。

たるおも
たるおも
バトルロイヤルに勝ち残ったら願いが叶うってことやね

ゲーム性

このゲームは大きく三つのパートに分かれており、探索(異傅)➡戦略➡戦闘を繰り返す形になっている。

探索

異傅

異傅とは、サーヴァントとの絆を深めるサブストーリーのことである。これらをクリアしなくてもストーリーをクリアすることは可能だ。しかし、ストーリーに大きく関わってくるような異傅も存在するためすべてクリアしたほうが良いだろう。

異傅を無視してストーリーを進めてしまうと過去に発生していた異傅はできなくなってしまうので注意が必要。自分は序盤に異傅を飛ばしてしまいました。「このままストーリーを進めると発生していた異傅ができなくなります。」っていう警告は入るので自分が悪いです…。

クエスト

町にいる雑魚敵を倒す、特定の技を使うなどさまざまなクエストがあり、達成すれば報酬がもらえる。序盤、中盤はお金や素材が足りなくなることも多いので大事な収入源になる。だけど自分は気づいたらクリアしてました程度で進めてました。

アイテム

街中にはいたるところにアイテムが落ちている。もちろん戦闘でもアイテムが獲得できる。そのアイテムは工房を強化し特別なスキルを獲得するための素材だったり、武器を強化するアクセサリーだったりする。しかし、正直漢字が難しすぎて「あれ、今何拾った?」となることが多かった…。

その他

その他。犬や猫と触れ合う、像を彫る、刀の手入れをする、万事屋で素材を購入する、食事処で飲食をする、買うなどいろいろできる。像を彫る際には制限時間内に指示通りボタンを押すというミニゲームが始まり、クリアすると経験値と像を獲得できる。像は出来が良いほど高額で売れる刀の手入れの際にもミニゲームが始まり、成功すると一定の期間手に入る経験値が増える。

霊脈

制限行動回数以内に敵の本営にたどり着くことができれば勝利、自分の本拠地まで敵が来てしまったら負けというパート。自分のものとしたマスが多ければその分敵に与えることのできるダメージも大きくなる。

マスには敵が配置されているところもあり、自分の行動に合わせて行動する敵や動かない敵がいる。その敵に触れれば雑魚戦が始まる。

この戦略パートではアイテムを使うことができ、行動回数が増えるもの、自分の陣地内を瞬間移動できるものなど様々である。このアイテムは敵も同様に使ってくる。なんなら進路をふさいだりめちゃくちゃしてくる。しかし自分もセイバーを瞬間移動させて敵を倒したりめちゃくちゃできる。

霊脈に関しては序盤はまったく理解できず、アイテムも使いこなせなかったが、仕組みが分かればおもしろいし、ある程度余裕をもってクリアできるようになると思う。

戦闘

戦闘は基本大勢の敵をなぎ倒す無双スタイル。ボス戦では一対一で戦うときもあり、一度に受けるダメージが痛いため非常に緊迫感のある戦闘を楽しむことができる。
特にボス戦はゴリ押しだけでは倒すことができず、相手の技を覚えて隙を見て攻撃するというヒットアンドアウェイ戦法が重要になる。

少し強い敵にはHPとは別に外殻ゲージというものがあり、スキル、カウンター(応刀)、サーヴァント、魔術を使ったり、隙を見せた時にしか削ることができない。この外殻ゲージを削ってからではないと主人公はダメージを与えられないため、ボス戦などでは厄介な存在となる。

自分は基本カウンター、ゲージがたまったらサーヴァントスキルを使うって感じで外殻ゲージを削ってました。スキルにも外殻ゲージがめちゃくちゃ削れるやつとかスキルゲージを多く使うのに全然削れないやつとかいろいろあるので吟味が必要

多くのキャラクターが使えるのも今作の魅力。それぞれのキャラで攻撃やスキルの個性があって飽きない。もちろん最初から多くのキャラクターが使えるわけではないが、徐々に増えていく感じもいいよね。

戦闘中のHPの回復方法はおむすびを食べることである。正直おむすびを買いだめしておけば戦闘は何とかなる。おむすびを頬張るたびに上手い人は回復縛りとかしてるんだろうなぁとか思ってました。

思うこと

元々Fateが好きっていうのもあるけど、非常に面白かった。ストーリーに関してはFateを知らない人でも楽しめる内容になっていると思ったし、ゲーム性も飽きさせない工夫がなされていて序盤から終盤を通して楽しめた。
コーエーテクモが手掛けただけあって、当時の文化や史実を絡めて物語が進行しており、江戸時代の雰囲気をうまくゲームに落とし込めていた。
そのため、昔の独特の言い回しが多く、セリフに漢字多いなぁという印象も受けた。特に「疾く」(意味:早く)という言葉はしょっちゅう出てくるため、頭にこびりついたし、もうタイトルで使ってしまいました…。

たるおも
たるおも
まあ、セイバー可愛いしプレイしてよ。

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