ゲーム

【ネタバレあり】今更ながら「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」

商品名 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX
ジャンル アクション・シューティング・アドベンチャー
ハード PS2
発売日 2004年3月4日
価格 6090円
発売元 ソニー・コンピュータエンタテインメント
開発元 キャビア、プロダクションI.G.
このゲームを一言で表すなら 良キャラゲー

 

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEXとは

士郎正宗氏が描いたSF漫画であり、主人公草薙素子が率いる公安警察機関「公安9課」の活躍を描いたサイバーパンク的世界観の作品である。
アニメ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」では「笑い男事件」という2024年に発生した事件を中心にエピソードが展開される。
上の「笑い男マーク」を見たことのある人も多いのでは?
一方、ゲーム版「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」は番外編であり、「笑い男事件」とは関係性がないオリジナルエピソードである。

 

ゲーム性

このゲームジャンルはアクションシューティングアドベンチャーであり、まずはこの3点に分けてゲームの内容を見ていく。

アクション

メインウェポンである武器(拳銃)2種類とサブウェポンを所持することができ、サブウェポンは「格闘」・「手榴弾」・「スローイングナイフ」である。
特に素子の格闘はダイナミックかつ強力であり、素早く連続して攻撃することができる。正直サブウェポンの格闘で倒したほうが楽だと思う…。
あと敵を倒すときスローモーションになる演出が非常に良い!

敵の銃撃に対し、大ジャンプやローリングなどで緊急回避を行うことができ、発動中は被弾率が2/3にダウンする。

シューティング

メインウェポンは9種あり、主な武器はサブマシンガン、ミサイルランチャーなど。
序盤はエイムを合わせることが難しく感じたが、だんだん慣れてくると思う。
武器や弾は敵を倒すことで拾うことができ、強力な武器は大抵敵から手に入る。

アドベンチャー

個人的にアドベンチャー要素が一番難しいと思う。高所から落下すると死んでしまうため、狭い橋とかは非常に緊張する。
ステージを進むには壁を蹴り三段ジャンプをしたり、高いところをぶら下がったりしなければならず、三段ジャンプが意外と難しい。

例えば、上のようなところを壁蹴りで進んでいく。下には換気扇があり落ちると死亡する。

ハッキング

一部の敵はハッキングすることができ、タイミングよく回転する凹を凸を合わせることで、ハッキング成功となる。
ステージを進むにつれ、回転が速くなりハッキングが難しくなっていったイメージ。
一部の敵しかハッキングできないという仕様は原作と異なるのではという指摘はNG。

ハッキングした敵は制限時間があるものの、自由に動かすことができ、制限時間を過ぎると操作していた敵が死亡する。
ハッキングしなければ突破が難しいステージもある。

マルチモード

マルチモードはバトルロイヤルチーム戦があり、最大四人まで遊ぶことができる。
操作できるキャラクターは素子、バトー以外にも敵兵や敵の兵器など、割と多くのキャラクターから選択することができる。
ストーリーをクリアすると新衣装が解放され、マルチモードで衣装を変更できる。

ちなみに一緒にゲームをする人がいないと、お互い至近距離に立ち、同時にボタンを押して手榴弾を投げあうという地獄絵図になる。
マルチモードは一緒にやる人がいれば、結構面白いと思う。

キャラクター

操作できるキャラクターは以下の3人(体)

・草薙素子

・公安9課実行部隊の隊長
・通称「少佐」
・脳と脊髄の一部以外を擬態化したサイボーグ
・名言「遅い!」

 

・バトー

・元軍人で戦闘のスペシャリスト
・ロケットランチャーなど使用できる武器が多い
・名言「素子ぉぉぉ!」

 

 

・タチコマ

・小型歩行洗車
・高度なAIを搭載
・単独で行動できる
・ミサイルと機銃で戦う
・かわいい

 

 

思うこと

攻殻機動隊を見たことのある人におすすめの一作。ストーリーはあまり関係していないものの、素子とバトーの掛け合いやちょいちょい出てくる兵器は「これアニメで見たやつだ!」となること間違いなし。また、戦闘中に会話が行われるので、非常にテンポが良い。逆に言えば、戦闘しながら会話を聞くことが大変だった…。

操作は慣れが必要で、癖が強い。ゲームを始める前にトレーニングモードでュートリアルを進めてからストーリーを進めることをお勧めする。
操作に慣れていなかったり、キャラクターができることを知らなければ結構詰む。
急がば回れ

こそこそして敵を背後から倒す感じはメタルギアソリッドみがあったが、敵の目の前にいるのに「どこに隠れている!」と言って攻撃してこなかったり、少し粗さがあった。ゲーム自体は若干短く感じるかもしれない。しかし、それ以外のストーリーやアクション、アドベンチャー、ハッキングなどのゲーム性は面白く、攻殻機動隊好きは十分に楽しむことができると思う。

たるおも
たるおも
アニメ見てからやるもよし。

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